浄智寺おさんぽ

鎌倉五山の浄智寺へ。 北鎌倉から鎌倉へ抜ける一本道を、少し脇に入ったところにあるお寺。 まだ夏のような日射しが感じられる日中、 そこだけ木立に囲まれて、涼やかな緑の空気がながれていた。 近くの他のお寺に比べて、 しっとり落ち着いて、地味で、観光…

おたんじょうびケーキ

おたんじょうびケーキ。 三枚にスライスしたスポンジと、 生クリームと、缶詰の白桃を交互に重ねた。 食べる直前にブルーベリーで飾りつけて。 久しぶりに作ったら、 間に生クリームをはさみすぎて、 まわりの分が足りなくなって、 100ml追加で買ってきたの…

秋の訪れ

お散歩コースになりつつある裏道を通って、円覚寺へ。 ほんのりと色づきはじめた。 捨てようかどうしようか、 と迷っていた古いランニングシューズを履いて、 毎日出かけている。 この街にはなぜかしっくりくる、 おしゃれではない靴。 北鎌倉駅の周辺にはス…

逗子海岸

少し足をのばして、逗子海岸へ。 まあるく弧を描く海岸線を、 きれいな貝殻を集めながら歩いた。 鎌倉よりも、おだやかでやさしい海。 セーリングの帆が水平線にゆれていた。 ビーチバレーの歓声が聞こえる。 波の音。 砂浜で男女がまどろむ。 一心不乱に小…

おでん

朝夕は肌寒く、なんだか人恋しい季節。 今夜はおでんかな。 朝から昆布を水に漬けて、 材料を調達して、 午後からだしをとって、 おでん種の下処理をして、 ことこと、 土鍋を火にかける。 今回はだしは関西風に。 でも大好きなちくわぶは外せない。 だから…

物語ること、生きること

光を体いっぱいに浴びて、草原に立つ少女。 純粋なこころで、空からのおくりものをうけとった。 ワンピースのすそを、ふわりと風がなででいく。 そんな装丁の絵に誘われて、 はじめて上橋菜穂子さんの本を手にとった。 作家になるまでの道程が、 上橋さんへ…

ムーンみそ

八月四日に天地返ししたおみそ。 そのときは、まだ塩味のとがった風味がした。 もういい頃あいかな。 北海道産の大豆は、 京都のsadacoroを経由して、 横浜にやってきて、 私たちと一緒に、北鎌倉に辿り着いた。 仕込む時、 左のみそには、 マウイ島のカフナ…

古都の空 山の端

初めておとずれたときから、 なつかしい友人に再会したような感覚があった。 緑の深さが奈良に似て。 空は高く。 雲がオーロラみたいに踊っている。 ゆっくりと流れる時間。 吹き抜ける海風。 いいなあ。 好き。 住みたいな。 って、よく周りの人に伝えてい…

東京都庭園美術館 アール・デコの邸宅美術館

東京都庭園美術館 アール・デコの邸宅美術館 アールデコ建築の中で、アールデココレクションを見られる幸せ。 新館のラリックの展示の仕方はよかった。照度を落としていて、ガラスの陰影が作品の良さというか、凄みというか、を際立たせていた。 新館と旧朝…

安野光雅 ヨーロッパ周遊旅行 展

旅の風景 安野光雅 ヨーロッパ周遊旅行 新宿 損保ジャパン日本興亜美術館にて。 絵本作家 安野光雅の原画展。 旅の絵本シリーズが有名なので、 ペンと水彩の緻密な絵、というイメージがあった。 今回の展示では、 純粋なスケッチが全体の半分くらいあって、 …

暮らしの中のアンティーク

暮らしの中のアンティーク、いろいろ。 大豆畑の中に、サビサビの筒。なんでしょう。 燃えるごみをここで燃やすの。 サビサビシャベル。 かごとサビサビちりとり。 かごはいろんな形のものがたんまりある。 サビサビリヤカーと、手前の入れ物は、 何かわから…

祖母の手仕事

祖母の手作りの手まり作品。 全部手作り、すごい。 これだけじゃなくて、祖母の作業部屋の棚にも引き出しにも。 まだまだたくさん手まりが入っていた。 これが一番むずかしかったと、と祖母。 地が紺で模様は七色で、品がある。 ばあちゃんが死んだら燃して…

なつやすみ

なつやすみ。 飛行機でびゅんっと福岡の祖父母に会いにきたよ。 小さいころから見慣れた景色にも。 もうあと、何回会えるかなあと思ったから。 一年ごとに米と大豆を植えるから、今年は大豆畑。 祖母の畑には、トマト、きゅうり、ピーマン、南瓜、なす、いん…

由比ヶ浜

海がみたくて、波音がききたくて。 動けないとき、閉じたとき、澱むとき。 自然のなかに身を置くと、すうーっと流れが生まれてくる。 近くのカフェ麻心(まごころ)は、窓から海がみえます。 平日、贅沢なことに貸し切り状態で、体と心がほどけていくひとと…

ドルフィンメッセージ

ドルフィンメッセージ。リネン、シルク。 はじめての4枚綜絖(そうこう)。 足も6本あるので、いつもしまってある残り4本の足を生やして、 蛸のように織り織り。。 ってウソ。ホントは足が大忙し。 平織りではでない柄・パターンがみえて、いつもとは違う…

上野公園の蓮。 こころにみずみずしさをたたえて、 いま、花開く。

少女と闇のものがたり

少女と闇のものがたり。シルク100%。 少女 「どんどん小さくなって消えてしまいたい、と思うことがあるの。 お空に帰ってしまいたいって。」 女神 「。。。それはなぜ?」 少女 「わたしは、美しいものだけをみていたいの。 でも、この世界では戦争も貧困も絶え…

cafe vivement dimanche

鎌倉駅すぐの、cafe vivement dimanche。 前から気になっていたカフェ。 オムライスは、今まで食べた中で一番すき。 ケチャップライスはほんの少し香ばしくて、 やわらかな鶏肉の存在感があって、 優しい卵と、デミグラスソース。 居心…

イタリアン

ピザ屋さんかカレー屋さんに行くつもりだったけど。 イタリアンになりました。 こじんまり、アットホームなダイニング。 ペン、色鉛筆。

松江〜出雲〜米子の旅

松江〜出雲〜米子の旅で、食べたものいろいろ。 山陰は水路が多く、緑は深く、光がやわらかい。 人はのんびりおだやか。 そんな土地で育まれた、山のものも海のものも。 すべて新鮮でおいしかったなあ。 ペン、色鉛筆。

マウイサンセット

マウイ島サンセット キヘイビーチ。 油彩。 さをり織り。リネンコットンシルク。 すべてが無常、と体感したのだった。 どの瞬間も美しさにあふれていた。 変わりなく続く、生けるものへの賞賛。 あの日のことを表現する。

豆日和

福岡の祖母が送ってきてくれた 空豆、えんどう豆、スナップエンドウ。 空豆はグリルで焼くのが、一番簡単でおいしい。茹でてパクパク食べたり、それをサラダにしたり。 茶碗蒸しにいれて気付いたの。 えんどう豆ってグリーンピースのことって。 あと、豆ごは…

3rd Anniversarry

お祝いに。工房の風景。 いつもあたたかな空間をありがとう。 ペン、色鉛筆、パステル。

自由が丘工房3周年

手織り工房じょうた自由が丘工房3周年。 ランチ会の後、はじめて仕立ての集いに参加したよ。 自分で織った織りで仕立てて、発表して、着合いっこする会。 30人以上の織りと仕立て。それぞれの色と形がきれいで、着てみるともっともっと人も織りも素敵にな…

すきないろ。 やっぱり白に帰ってくる。 織っていると、 ほかの色をよこ糸にいれたくなるものだけれど、 白だと一色で織れてしまうから、不思議。 ふわふわ織りを、いいタイミングでいれながら。 シルク。 カットソーになる予定。

奈良のこと

三角屋根の、日+月+星。 yunaちゃんが生けてくれたお花。 tumugiさんの、自家製いちごシロップといちごソーダ。コースターも少しずつ違って、手編みなの。 人が纏うと、さをり織りが嬉しそう。椅子は宇宙椅子フクちゃんの作品。コラボさせてもらったよ。 リ…

虹のかけら展 ありがとうございました

初日は「話す日」。話すことは、放すこと。この空間で、ゆるんで放して、人それぞれの本来の光がきらきらみえた日。 二日目は「アートの日」。アーティスト、ものづくりの作家さんが続々と集結して、思い思いに寛いで。虹がご縁を繋いでくれた日。 最終日は…

虹のかけら展 のお知らせ

虹のかけら展 2015.4.17(fri)−4.19(sun) 11:00-18:00(最終日17時まで) きらきら舞う いろとひかり ふたりでひろいあつめて かたちにしたら 虹のかけらたちがうまれました 春風につつまれる 奈良のちいさなスペースで あなたのこころにも 虹がかかりますよう…

虹のかけら展 によせて

さをり織りは、1968年に大阪で城みさをさんが始めた、 個性と感性を活かす、自由な手織りです。 織り方に決まりはなく、色・素材の組合せは無限。 好きなように織ることで、 気付かなかった自分の新しい側面にも出会えます。 自由が丘の工房で仲間と楽しく、…

虹色ストール

まとってみたらなんだか元気になる、虹ストール。 旅の最後に見たダブルレインボーは、 マウイ島からの、大丈夫だよ、のエール。 実は、ストールにダブルレインボーが隠れています。 探しにきてね。