東慶寺 梅雨明け


六月最後の日、東慶寺


まだ美しく咲くあじさいだけをのこして、
終わりかけの花を落としていた。
自然に朽ちて色あせていく姿も風情があるので、
少しさみしい気持ちになる。


来年の花付きがよくなるんですよ、
もう下から新しい葉がどんどんでてきて。
お寺さんによっては七月一日に切ると
決めているところもあるけれど、
東慶寺では枯れたものから切るようにしています。


と、教えていただいた。




緑は深く青々として、
太陽を映しただいだい色が眩しい。
ああ、夏がきたのね。