原美術館


原美術館へ、東京に住んでいる叔母と。

アールの建物の中にいると、安心したりゆったりした気持ちになる。地平線をイメージする。見えないずっと向こうまで繋がっていって、それでまたここまで帰ってきそうな感覚。





がらあきの立方体。





樹の下にあるのはなんだろう、
と近づいたらくしゃっとなった新聞のオブジェだった。





空想の万能薬、というタイトルのタイル。





アールに添って、内側はカフェ外側は展示室の2層にわかれている。カフェはとても人気のようだった。

展示は写真がメインの「ハダカから被服へ」。モード服って特に興味はないけど、デザイナーが作ったシュッとした服の写真は、すごくはっとする。服を着ている人は美しいものだ。

人間の祖先の被服への過程のパネルがあった。毛皮を着たのがはじまりで、祖先は歯で動物の皮をなめしていた。その役割は姑から嫁に受け継ぐものだったみたい。仕事が歯でなめすこととは。。私は昭和に生まれてラッキーだった。




品川駅に向かって歩く。八ツ山橋、古そう。
歩いてみると、「東京」はけっこう緑豊かで、ゆったりしていて、ゴミゴミもしていない。スピード感に溢れて、人が多い場所もたくさんあるけど、そうじゃないところもあるんだなあ。






ブラタモリっぽい。旧東海道を歩いてたのかあ。