太郎日和


岡本太郎記念館にぶらっと訪れる。
本当はAPOCのパンケーキ専門店がお目当てだったのだけど、オープン前だったので本店の方へ。岡本太郎記念館の併設カフェなのです。
万博公園のより小さいけど、太陽の塔に会うと理屈抜きにうれしいなあ。




この椅子、東向商店街の中にもあるよね。
ブロンズ像っぽいの。奈良駅からもちいどに向かって左手に。




ドキュメンタリー映像もあって、それを見ていたら体中の毛穴が、バッと開くみたい。血液が超高速でぐるぐる回る。
もうこの世にいない画面の中のおじさんは、巨大なエネルギーの塊だ。




お庭も爆発だ。
それでいて余計な力がふうと抜ける。





このお庭を愛でながら食べるほうが素敵に決まってる!とこちらでパンケーキを戴くことにする。




でも食べてる間中ずっと、パンケーキに集中していたのであった。甘さも量もふわふわ感も、全部がちょうどよくて満たされた。





「お味はいかがでしたか?」とお店の男性が穏やかに声をかけてくれた。
コーンミールのパンケーキなんてはじめてで、とってもおいしかったです!」と答えたら、それはよかったという風にお皿をさげて、もうひとりのかわいい店員さんに「おいしかったって。」と伝えていた。
関東に引っ越してから、悪気のないビジネスライクな応対に慣れつつあったので、ちょっとびっくりしてうれしくてほのぼのとなった。








表情がかわいくて、人間の子供みたい。





材料を厳選して、丁寧に作っているドーナツ屋さん。

そのあたりで、モデルみたいな美人ふたりがランチにでかけるようなので、ちょっとついていってみる。美女はどんなところでごはんを食べるのだろう、という素朴なギモン。
走ったのに、ストロークの差であっけなく見失ってしまった。パリの裏路地みたいに、小さなお店がこちょこちょあった。




スパイラルで和紙の展覧会をみる。
内側で光に包まれると、卵になった気持ちで安心する。




表参道の交差点にある、楽しい壁画の本屋さん。
ほぼ日の原画展もみていく。
2階のギャラリーに上がると、この場所に集った人たちと手をつないでるイメージが浮かんだ。