オルセー美術館展


印象派好きのお義母さんと、六本木のオルセー美術館展へ。


カミーユピサロの『春、花咲くプラムの木』いいなあ。手前の筆致が荒く、全体的にふんわりトーンで優しい雰囲気なのが好み。
マネの『読書』、モネの『かささぎ』は、白の表現これでどうよ!って。ものすごくレースに見えます、雪っぽいです、参りましたって感じ。
晩年のマネの『ガラスの花瓶の花』も小さな作品だけど、三度見くらいした。なかなかそうは描けないよー、抜群に旨い。


久しぶりに印象派をどっぷり観て、山田五郎ではないけど、印象派いいね!二人してミニ図録を購入したのだった。




国立新美術館で、公募展もみていく。アトリエの先輩のアクリル画は、まずその大きさにびっくり。後から聞いたら120号だって!いつも路地をテーマに描いていて、真中の深い赤の建物がとても印象的だった。上に続くはしごも。
2階よりも1階、上の段より下の段に飾られているのが、高評価なのだとか。へえー、知らなかった。先輩の絵は1階の下の段だったから、偉い先生がいいと思ったんだろうな。

絵画の可能性。あるひとの絵が、誰かを癒したりエネルギーを与えたりできること。地球に感謝したり、宇宙に問いかける手段。その出会いとひろがりが、ミラクルで好き。