リヒテンシュタイン展


リヒテンシュタイン展国立新美術館にて。


見所は、バロックルーベンスとビーダーマイヤー様式。バロックの置物があまりにもゴテゴテ装飾なので、「これをうちに置いたら、どんなにうるさいか。。」と想像してみた。宮殿や美術館にあってこその装飾品。ビーダーマイヤー様式の絵画は優美で人間味が感じられて、日本で見る機会はないのでよかった。


小豆島くらいの大きさのリヒテンシュタイン侯国は、タックスヘイブンで、結果国民は税金を払わなくていいらしい。こうして美術品を海外で公開したり、侯国ラベル入りのワインや切手で外貨を獲得。君主、やるな。図録もカラーで詳しくて力作。



国立新美術館に入って、思い出したのはパリのケ・ブランリー美術館。似ている訳ではないけど、ガラスを通して入る光とか、縦長で奥に小道が続くようなところとか。
リヒテンシュタイン展よりも、うれしいのが地下のミュージアムショップ。ハンドメイドのものや、絵本、おもちゃがどれもこれもかわいくて、迷う。今度はショップメインで来ようかなー。