土器とイルカと縄文人


土器とイルカと縄文人 横浜市歴史博物館にて。


この企画展を見つけたとき、鳥肌がたった。
プリミティブなものに惹かれる今、
私のために?というくらい、興味のあることみっつ。


縄文土器の美しさは、引き込まれるエネルギーそのもの。
その後の時代にはみられない、力強さとユニークさがある。
縄文時代の人々は、
シカやイノシシ狩りをする以前、イルカ漁をしていたらしく、
称名寺貝塚からイルカの骨が出土している。
どんな風に漁をしていたんだろう。
船はあったのかな。


イルカの骨は、
時間を超えて、
まばゆく白い光を放っていた。
私は今生きている人間で、
ずっと昔に死んだイルカの、しかも骨なのだけど、
一緒に遊びながら喜びとともに導いてくれている気がして、
あたたかさが胸一杯にひろがった。